2018.2.9 ~ 12 雫石スキー場(岩手県)
第43回全国ろうあ者冬季体育大会アルペンスノーボード競技2種目(GS、SL)に参戦し、これまでのトレーニング成果を確認しました。
事前合宿では第43回全国ろうあ者冬季体育大会コースに近いゲートセッティングで、カービングターンを中心としたゲート練習を実施し、リズム感や姿勢を安定させるためにフリーラン練習を実施しました。
競技会場のサンシャインコースは、GS685m、SL491mのコース長で、中斜面から緩斜面間に片斜面や逆斜面がありテクニカルが必要な変化のあるコースでした。事前のゲートトレーニングで片斜面と逆斜面でのフォールラインの向きとターンのタイミングを各自でイメトレとライン取りの修正を行ったことで、レースに臨むことができ、まずまずのタイムを残すことができました。
今回のレースは、冬季デフリンピック選考レースであり、好タイムを残すことはデフリンピック選手になるための必須条件です。しかしながら、周囲の状況にのみこまれメンタル面の弱さが見えた選手もいました。このような大きな大会では大会に慣れることと、変化あるコースではインスペクション時に攻略ポイントをしっかり頭の中に叩き込むことがとても大切です。

本事業は、独立行政法人日本スポーツ振興センターの競技力向上事業助成金を受けて実施しました。