今回の強化合宿では、選手たちの身体能力を細かく測定し、柔軟性やバランス、体幹力に注目しました。股関節の硬さや閉眼時のバランス安定性に課題が見つかった一方で、上体起こしでは成長が見られるなど、多くの成果も得られました。
また、選手たちの弱点を克服するため、ゴブレットスクワットやブルガリアンスクワットといったトレーニング法を提案しました。特に、背筋と腹筋のバランス強化や持久力向上が次回の課題として挙げられています。
さらに、2か月後に迫った世界デフスキー選手権大会に向けた短期的な目標を設定しながら、若手選手の育成を見据えた中長期的な計画も議論されました。
今回の合宿を通じて明らかになった課題を基に、日常的なトレーニングを通じた持久力向上と技術強化を進めていきます。


本事業は、独立行政法人日本スポーツ振興センターの競技力向上事業助成金を受 けて実施しました。