2月18日からの全日本学生スキー大会が終了し、選手たちのフォームの崩れが目立ったため、基本に立ち返ったトレーニングを実施しました。
選手のバランス強化を目的に、基本動作の確認を行い、体幹トレーニングや柔軟性向上のためのエクササイズに取り組みました。これにより、安定した滑りの土台作りを徹底しました。特に後傾気味の姿勢の修正に重点を置き、重心を適切な位置に置くことを意識した前傾フォームの習得を目指しました。スタンスの調整や膝の使い方を見直し、ターン時の安定感を向上させることに注力しました。また、板のずらしが多く見られた点が課題となり、その克服のためにエッジングの意識を高め、適切な荷重のかけ方を習得。ターン時の角度調整やスムーズな動作を確認しながら、より効率的な滑りを目指しました。
講演会(アルペンスキーの魅力とデフリンピック報告)
トレーニングに加えて、ろう児を対象とした講演会を実施しました。テーマは「アルペンスキーの魅力とデフリンピック報告」で、実際の競技経験を交えながら、スキーの楽しさや競技としての魅力について伝えました。また、デフリンピックでの体験を共有し、ろう児たちに夢や目標を持つことの大切さを伝える機会となりました。
引き続き、選手たちへのご支援・ご声援をよろしくお願いいたします。
本事業は、独立行政法人日本スポーツ振興センターの競技力向上事業助成金を受けて実施しました。
