ゲートトレーニングを実施し、午前はGS(ジャイアントスラローム)、午後はSL(スラローム)に取り組みました。選手たちは、技術向上を目指しながら実戦を意識した滑走を重ね、集中したトレーニングが行われました。
宿に戻ってからは、当日のトレーニング映像を使用し、選手の動きを分析。技術的な課題や改善ポイントを共有し、具体的な指導を行いました。映像を通じて自らの滑りを客観的に確認することで、選手たちは自身の強みや修正点をより明確に認識することができました。
また、夜間にはスキー板のエッジのチューンナップを実施しました。各選手のエッジが丸まってきていたため、事故防止の観点からメンテナンスを徹底しました。特に、アイスバーンの影響を受けるトレーニング環境では、エッジの状態が滑走の安定性に直結し、不十分なメンテナンスの選手は転倒のリスクが高まる場面もありました。
しかし、先週と比較して技術の向上が随所に見られ、選手たちの成長を実感できる一日となりました。今後の大会に向けて、環境への適応力をさらに高めるとともに、エッジのメンテナンスを含めた準備の徹底が課題となります。引き続き、選手たちの挑戦へのご支援・ご声援をよろしくお願いいたします。


本事業は、独立行政法人日本スポーツ振興センターの競技力向上事業助成金を受けて実施しました。