急斜面と緩斜面での滑走技術を高めるための強化合宿に臨みました。1日目は視界が悪い中でも選手たちは懸命に取り組み、ゲートトレーニングを通じて精度の高い滑りを目指しました。しかし、2日目は雨による雪質の悪化が進み、選手の安全を最優先に考え合宿を中断しました。
今回の合宿で選手は、雪質の悪さや気温の影響による難しさを感じながらも、自身の滑走スタイルを見直す良い機会となったと振り返っています。スタンスの調整やライン取りの工夫を通じて、次回以降の技術向上が期待されます。また、雪質に合わせた滑り方を学ぶことで、今後のレースやトレーニングに活かせる新たな課題も見つかりました。
デフリンピックまで残り1ヶ月、アルペンスキーチームはメダル獲得を目指してさらなるトレーニングに励みます。特に体力強化やメンタル面での準備が重要視されており、次回の合宿でもそれを念頭に置いて取り組む予定です。少人数での参加となっても、各選手がそれぞれの課題に真摯に向き合い、チーム全体のレベルアップを図っています。
本事業は、独立行政法人日本スポーツ振興センターの競技力向上事業助成金を受 けて実施しました。