2020年4月10日(金)~4月12日(日) 八千穂高原スキー場(長野県)
①SLゲートで使用する短いボードでのフリー滑走
②海外の細かいゲートを意識したフリーラン10本
雪質はアイスバーンで硬く、アルペンスノーボードをやる選手にとって最適なコンディションでの練習となりました。フリーラン練習はこれまでにスカイテックトレーニングで意識したことがしっかりできているかどうかの確認を行いました。
SLゲート練習は、11日は15本、12日は17本と雪上でのターン数、滑走本数は十分に消化することができました。これより、低速での浅いエッジングをキープしたバランスを要するターンの向上という課題に取り組むことができたと思います。
実施内容の取り組みによって、選手には来シーズンへの目標を立て易くなりました。例えば、トップ選手とのレベルの違いをタイム差※という見える数値で知ることにより、これから迎えるオフ期間に取り組む内容や姿勢に大きく影響し、選手のモチベーション向上に繋がったのではと思います。
また、今回はSAJ国内強化候補選手を招くなど、同年代との交流の場を設けました。このようにお互いにライバル意識を持てる環境作りは、選手自身の成長を促すことができるので今後の合宿にも積極的に取り入れていきたいと思います。
※ SAJ国内強化選手に仮内定した選手を練習パートナーとして一緒に滑走してもらい、タイムや滑りの比較をビデオで確認
本事業は、独立行政法人日本スポーツ振興センターの競技力向上事業助成金を受けて実施しました。