1: 合宿初日、ターン技術の徹底練習
初日はアップとしてSL(スラローム)とGS(ジャイアントスラローム)のターン練習が行われました。外向姿勢や正体姿勢での谷回り、グルニュゲンターン、シュテムターンなど、多様なターン技術を取り入れ、選手それぞれの技術レベルに応じた指導が実施されました。選手たちはターンの基本をしっかりと確認し、細かい欠点を洗い出すことができ、集中したトレーニングの結果、基礎スキルが着実に向上しました。
2: 多様なターン技術の実践と成果
ターン技術のバリエーションを増やすことで、選手たちは滑りの安定感を高めました。特に「山足平行開きだし踏込み」からの谷回り技術は、滑りの安定性とターンのスムーズさを向上させる上で重要な要素となり、選手たちの成長が確認されました。また、クロスパラレルやステップターンなども取り入れ、柔軟な技術習得が進みました。
3: 実戦に向けたスタート練習の進化
直滑降からの山回りターン、スケーティングを通じたスタート練習では、選手たちが実戦を意識したスタートダッシュの感覚を取り戻しました。急斜面でのスピードコントロールや安定感が求められる中、選手たちは確実に成長を見せており、今後のレースでの活躍が期待されます。
4: 合宿全体の振り返りと反省点
今回は、シーズン2回目の滑走となり、長時間の練習を通じて選手たちの欠点を細かく分析することができました。1日目に基礎の修正を行い、2日目にはゲートトレーニングを実施することで、各選手が技術と感覚を取り戻しました。
本事業は、独立行政法人日本スポーツ振興センターの競技力向上事業助成金を受 けて実施しました。