2024年9月21日(土)~9月25日(水) Chengdu Sunac Snow Park 成都熱雪奇蹟

今年度2回目となる海外合宿を、8月に続き中国・成都市にある大型室内スキー場で実施しました。今回はフリーランとスラローム(SL)のゲート練習を中心に、滑り込みを行いました。

中国の室内スキー場は、アルペンボード競技に適した斜度と雪質を備えており、集中して効率の良い練習を行うことができます。今回も中国太原市スキー協会の范氏のご協力により、ゲート練習のコース予約や移動手段の確保などを安全に行うことができました。

参加した和田選手は、8月合宿の経験と、普段取り組んでいるスカイテックシュミレーターによる滑走練習の効果もあり、滑りの安定感がさらに向上していました。また、滑りに対するアドバイスの理解も非常に早くなっており、練習の成果が着実に現れていることを感じました。

技術目標として掲げている「ボードを走らせる技術の習得」に関しても、和田選手自身がスピードに乗る感覚を体得しつつあり、より多く滑走しようとする意欲が伝わってきました。

 

【成果】

  1. 中国の室内スキー場はアルペンボード競技に適した斜度と雪質を備えており、集中して効率の良い練習が行えました。
  2. 中国太原市スキー協会の范氏の協力により、ゲート練習のコース予約や移動手段の確保が安全に行えました。
  3. 和田選手は8月合宿の経験とスカイテックシュミレーターによる滑走練習の効果で、滑りの安定感が向上しました。アドバイスの理解も早く、練習の成果が着実に現れています。
  4. 「ボードを走らせる技術の習得」に関して、和田選手はスピードに乗る感覚を体得し、滑走意欲が高まりました。

【改善点】

  1. 英語でのコミュニケーション不足により、計測器の手配が間に合いませんでした。今後はバックアップ用の機材を持参するなど、事前準備を徹底します。
  2. 来シーズンも引き続き、中国・成都での合宿を継続し、オフシーズンの雪上練習の場として活用します。

本事業は、独立行政法人日本スポーツ振興センターの競技力向上事業助成金を受けて実施しました。