2024年2月にトルコのエルズルムで開催されるデフリンピックに向けて、3000m級の高地環境に適応するための低酸素トレーニングを行いました。今回の合宿では、酸素濃度14.2%の低酸素室において、血中酸素濃度や心拍数の測定を行いながら、選手たちは体力と持久力を高める厳しいトレーニングに挑みました。

トレーニングメニューには、ランニングやインターバル走、腕立て伏せやスクワットなどのサーキットトレーニングが含まれており、それぞれの選手が自分の限界に挑戦しました。選手Aはインターバルランニングで優れた走行パフォーマンスを発揮し、今後の大会に向けた大きな成長を見せています。

合宿の最後には、高山病の予防法や呼吸法についてスタッフからのレクチャーが行われ、選手たちは適切な知識を身に付け、次の合宿に向けた準備を整えました。

次回の合宿では、さらに高度を上げた3500m相当の環境でトレーニングが行われる予定です。

本事業は、独立行政法人日本スポーツ振興センターの競技力向上事業助成金を受 けて実施しました。