2024年12月21日(土)~1月5日(日) 八方台スキー場/ノーザンアークスキー場/北見若松市民スキー場

本年度の年末年始雪上合宿は、北海道道東エリアにて実施しました。例年に比べ降雪量が少ない状況ではありましたが、近隣のスキー場を活用し、フリーランおよびゲート練習の両面において効果的なトレーニングを行うことができました。

 

フリーランでは、GSボードおよびSLボードを使用し、ターン技術の向上を目的として、選手個々の身体の使い方を確認しました。ゲートトレーニングでは、特に急斜面におけるボードコントロールの習得を重視し、滑走中の動体視力の向上も確認できました。

【成果】

  1. 各選手とも急斜面でのボードコントロール技術を大幅に向上させました。特に、和田選手はヨーロッパ遠征の経験を活かして、良質な急斜面でのトレーニングを通じて技術力を高めることができました。
  2. フリーランでは、GSボードおよびSLボードを使用してターン技術の向上を目的としたトレーニングを行いました。選手自身も身体の使い方を工夫、ターンの切り替えを速くすることで、転倒回数をを減らすことができました。
  3. ゲートトレーニングでは、滑走中の動体視力の向上が確認できました。これにより、選手のゲートに対する反応速度を向上させることができました。

【改善点】

  1. 舛田選手のフィジカル強化と減量を目指し、トレーナー指導の下でトレーニング計画を立て、継続的に取り組んでいきます。
  2. 舛田選手はフロントサイドターンの感覚をつかみ始めていますが、本人が苦手としているバックサイドターンの角付け方法についても引き続き練習に取り組みます。
  3. 舛田選手はスタンス幅やボードの前後バランスの最適なポジションを探っています。引き続き、コーチと共により良いポジションを見つけ、更なる技術力向上を目指します。

本事業は、独立行政法人日本スポーツ振興センターの競技力向上事業助成金を受けて実施しました。