アルペンスキーチームの今年初の強化合宿が行われ、スカイテックトレーニングを中心に耐久力を高めるプログラムが実施されました。選手たちは、1本の滑走を持続的に回転し続けるためのトレーニングを行い、耐久力の強化に取り組みました。足慣らしから始め、滑走技術を初心に戻って見直し、スムーズな動きを意識したトレーニングが進められました。

今回の合宿では、コーチ陣からのフィードバックも充実していました。例えば、角付けのタイミングやエッジングの精度、上半身と下半身の連動といった技術的な指導が行われ、選手たちは自分の弱点を見つけ、改善に向けて取り組むことができました。

特に選手Aや選手Bの成長が顕著で、前回のトレーニングから技術の向上が確認されました。安定感や体軸の使い方、さらにエッジング技術が格段に進歩し、選手たちの成長が感じられました。次回の合宿では、さらなる精度向上が期待されています。

トレーニングメニューには、持久力強化を目的とした厳しい滑走メニューも含まれていました。選手たちは、5分間の滑走を3回連続で行うという厳しいメニューに挑み、フィジカルを鍛えました。2日間にわたるトレーニングを通じて、持久力を養い、耐久性のある滑走を目指していきました。

今後もスカイテックトレーニングは続けられ、選手たちはさらなる技術向上と体力強化を目指していきます。また、持久力強化のためにランニングや登山といったトレーニングも導入される予定です。最終目標である2027年冬季デフリンピックに向け、選手たちは引き続き意欲的にトレーニングに取り組んでいきます。

本事業は、独立行政法人日本スポーツ振興センターの競技力向上事業助成金を受 けて実施しました。