アルペンスキーチームはデフリンピックに向けて、過酷な天候の中、ジャパンパラ大会に出場しました。当初予定されていた大回転競技は雪不足のために回転競技に変更され、さらに濃霧や吹雪という悪条件が続きました。それにも関わらず、選手たちは全力で挑戦し、奥脇選手が1位を連続で獲得するなど、素晴らしい結果を出しました。

レース最終日、奥脇選手はゴール直前での転倒によりDNF(did not finish)となるアクシデントがありましたが、その滑りの攻めの姿勢は称賛に値します。一方、岡田選手は初日・2日目こそ気迫が欠けていると指摘されましたが、最終日にはその欠点を克服し、見事に1位を獲得。彼の成長が目に見える形で表れた日となりました。

本事業は、独立行政法人日本スポーツ振興センターの競技力向上事業助成金を受 けて実施しました。