2022年5月2日(月)~5月5日(木) 志賀高原一ノ瀬ファミリースキー場(長野県)
2021/2022シーズン最後の雪上トレーニングを通して自身の振り返りを行い、2022/2023シーズンの強化に向けた課題テーマを各自で設定しました。
①フィジカルチェック
⇒新しく入ってきた選手の簡易フィジカルチェック
②ウォーミングアップ・トレーニング
⇒トレーニングメニューのルーティン指導
③雪上トレーニング(フリーラン)
フリーランを通して、外力を活かした効率のよい滑走技術の習得
具体的には、外力を体で受け止めるためのポジションチェックや重心の前後移動の習得
④トレーニング・クールダウン
⇒トレーニングメニューのルーティン指導
⑤フィジカルトレーニング
1.雪上練習の課題に対応したトレーニング指導
2.雪上練習中に発揮したい身体の使い方とフィジカルトレーニングとの関連付け
【フィジカルトレーニング】
ルーティンはかなり形になってきたと感じている。今後はトレーニングの質を高めるために新規メニューの追加、トレーニングの負荷を高めて行きたいと思います。
今回、トレーニングの難易度を上げたためフォームが雑になる部分が見受けられました。このため、夏までには次のことを実施しなければいけないと感じました 。
1.基本動作の反復トレーニング
2.反復トレーニングができるスタミナの強化
【雪上トレーニング】
両選手とも自主的に滑る等、積極性がみられました。特に舛田選手に、これまでにないやる気がみられたことは評価したいと思います。ただ、合宿終盤になると雪質が重くなり疲労感が滑りに表れて来るので、時間配分の工夫が必要と感じています。春の雪質は時々刻々変化するので、それに合わせた滑りを自分でコントロールできるようにアドバイスすべきだったと反省しました。
特に合宿終盤になると、選手も疲労ピークが現れるだけでなく結果を残そうともっと練習したいという焦りも同時に出てくるので、そのあたりをどのように選手自身にコントロールさせていくかを考えていかなければならないと思います。
本事業は、独立行政法人日本スポーツ振興センターの競技力向上事業助成金を受けて実施しました。