2022年2月18日(金)~2月25日(金) 阿寒湖畔スキー場(北海道)
北海道スキー選手権スノーボード競技会、および国内最高峰レースである全日本スキー選手権スノーボード競技会に参戦し、これまでの練習成果を確認した。
①合同ゲート練習
②競技会前のフリーラントレーニング
③競技会参戦
24日:北海道スキー選手権スノーボード競技会PGS競技
25日:全日本スキー選手権スノーボード競技会PGS競技
④課題抽出と、今後の目標設定
■第26回北海道スキー選手権スノーボード競技結果
途中棄権 出場選手35人
■第28回全日本スキー選手権スノーボード競技結果
出場選手36人中32位(DNF、DQ4名含む)
■競技中、競技後のフィードバックトレーニングで見つけた課題は次の通り
前回の名寄合宿と同様に、落差のない(スピードが出ない)滑りになっていました。
もう少し細かく指摘するとすれば、
- ヒールサイド時に重心が前足寄りにあるため、旋回時に後足(テール部分)が軽くなり横にズレてしまう
- トーサイド時にポジションが決まらず、二度踏みしている(本来、1ターン一度しか踏んではいけない)
- ボード板の先端(ノーズ)が下を向いてる時間が短い
- 切替が遅いため、ボード板の横方向の移動が長くなり弧が大きく膨らむ
結果としてフォールラインで、加速性を生み出す落差がとれなくなっていることがわかりました。
落差のあるターンを作るためには、切替を如何に早くしてターン弧を少しでも上の方向に上げることでフォールラインに向かって加速していく時間を多くとることです。
今回の大会参戦で、本人も自分の新しい課題を見つけることができたようで、収穫のある合宿になったと思います。
本事業は、独立行政法人日本スポーツ振興センターの競技力向上事業助成金を受けて実施しました。