2021年10月10日(日) カムイ御坂スキー場(山梨県)

 オフシーズン中に国内で本物の雪を使って滑走トレーニングするのは難しいため、山梨県にあるカムイ御坂屋内スキー場(人工雪スキー場)の平坦な部分を使って、次の雪上トレーニングを実施しました。

  • 屋内スキー場を利用したゲートトレーニング(SL種目)
  • フリー滑走とゲート練習を実施することで、フィジカルトレーニングの効果確認と、11月オンシーズンに入る前までの滑走本数の確保

 オフシーズン中に国内で本物の雪を使って滑走トレーニングするのは難しいため、7月に引き続き山梨県にあるカムイ御坂屋内スキー場(人工雪スキー場)の平坦な部分を使って、雪上トレーニングを実施しました。
 カムイ御坂屋内スキー場は、屋内スキー場といえども雪質がアルペンスノーボード競技に向いた硬い雪質をもったスキー場でした。この利点を活かして何度も滑走(反復トレーニング)を繰り返すことで、これまでにフィジカルトレーニングで鍛えた体軸の安定度と股関節の使い方のチェックを行いました。
 3ヶ月ぶりの雪上トレーニングであったにも関わらず、フィジカル強化により安定した滑りができるようになったと感じています。ただ、長い間のソフトボードで体に染みついてしまった上体の外向姿勢が完全に抜けきれていないため、前後のブーツで重心移動がしづらくなっていることがわかりました。このため、ターンの前半でエッジング開始、ターンの後半でボード板を走らせる(加速させる)ことができないように思います。


 雪上シーズンまで残り2ヵ月ありますので、それまでにスムーズな重心の前後移動が行えるフィジカルトレーニング方法をトレーナーと相談して決めたいと思います。

本事業は、独立行政法人日本スポーツ振興センターの競技力向上事業助成金を受けて実施しました。