2022年2月10日(木)~2月14日(月)   名寄ピヤシリースキー場(北海道)

 福井県で行われる第10回強化合宿(全国ろうあ者冬季体育大会)が新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止が決まったので、大会のブランクを避けるべく北海道の強豪選手が参集する名寄ピヤシリスピードマスター競技会に参戦、これまでの練習成果を確認しました。
①競技会前のフリーラントレーニング
②競技会参戦
 午前:GS競技
 午後:SL競技
③課題抽出と、今後の目標設定

■名寄ピヤシリスピードマスター競技結果
 GS競技 出場選手38人中36位(DNF2名含む)
 SL競技 出場選手36人中35位(DNF1名含む)
 途中棄権選手を除いても最下位となり、残念な競技結果でした。

■競技中に見つけた課題は次の通り
 滑走フォームを改善すべき点は多いですが、それよりもゲートで規制されたコースを如何に早く滑り降りなければならないことから滑走フォームを考えながら修正していく余裕(フィートフォワード)が全くできず、普段の練習で身に着けた滑走フォームができていないと感じました。それ以前に、斜度が緩斜面から中急斜面に変化する時点でブレーキング操作になることから、「スピードが出ることを怖がっている」ような感じがしています。
 スピードに対する恐怖心に打ち勝ち、落差が取れる滑りができている(ボード板が下に下に落下していくことで加速性が生まれる)ことが今後の課題と感じています。そのためには、普段のフリーラントレーニングにおいても限界に近いスピードに慣れるというか、スピードを楽しめるような環境を作っていくことが大切だと感じました。

本事業は、独立行政法人日本スポーツ振興センターの競技力向上事業助成金を受けて実施しました。